お綺麗ごと

うわ。まだやってる。
例のオンラインノベル作家事件、まだやってるわ；
（イラク人質事件じゃないが）いい加減叩く方もしつこいな。
そのオンライン作家が復活したとほぼ同時に復活するって…怖いわ。

なんか、ああいうの見てて思うのが、
やたらと、「勉強になった」の「分かった事があった」の
「良い経験になった」のいうセリフが飛び交う事であるが、
そういうのはリアルに生かしたらどうでしょう？

さて、明日も早いのだが、ちょっとだけ書いちゃおう。
「綺麗ごと」とかいうセリフをいう人が時々いるが、
これも、私の嫌いな言葉の一つである。
いかにも、「私は世の中の事みんな知ってるのよ」的なセリフだからである。
自分をどれほどに見積もろうが勝手だが、
クソ甘ったれてンじゃねえよ。
そういうセリフは、少しでもお綺麗ごとを現実にする努力をしてから言え。

こういう事をいう人は、変に『言葉』だけは知ってるから始末におえん。
時々、います。本を読み過ぎた子ちゃん。
言葉が記号の羅列になっちゃってる人。言葉に実がない人。

言葉っていうのは、本当に難しいとおもう。
ある現象に名前をつけてしまうと、そこで終ってしまうんだな。
いってる事分かります？
例えば、アニメファンをオタクで括るとか、
無職をニートで括るとか、例が悪いか。
括ってしまった瞬間に、それで答になってしまう。そこで思考停止してしまうんですよ。
それで安心してしまう。
これじゃ、わかんないだろうな。多分。

例えば、ここでいってる事を「綺麗ごと」で片付けるっていうのは
ある意味、放棄ですわ。考える力がない事の証明です。
コミニケーション拒否。
しかも、言ってる事がありきたりすぎる。綺麗ごとって…何？いまさら（笑

なんにしても、ある現象に名前をつけて得意がってるエセ知識人は、
そんなもんで、ごまかされると思ってんなよ。