幸、不幸について
2005年1月23日前にも書いたが、
一昔前、まるで幸せじゃなければいけないという風潮があった。
バブルの頃である。
『私は幸せなのよ!』
と、それがまるで自慢のようにいう、マンガ好き少女をよく見かけた。
その裏には『それは、私が、素晴らしいから』という言葉が隠れているようで、
私は、こういう言葉を使う人間を徹底的に軽蔑していました。
大体が、そんな事いうやつに限って…(以下略)
そして、同じぐらい嫌いなのが、『不幸自慢』をする人種である。
どちらも、表裏一体、自意識過剰な人間である事にかわりありません。
ワタシ、嫌な奴ですか? …ですね。
さて、昨日のブロガーとのやりとりで、
ちょっと思い出した話があります。
前にも書きましたが、そして、あまりこんな事は書きたくないですが、
私は、昔、身障者と一緒に働いていました。
私と『彼女達』はほぼ、同等の立場で働いていました。
その中の一人は、ほっぺたに大きな傷がありました。
体中にケロイドがありました。
理由は聞く事がためらわれて聞いていません。
彼女にはお兄さんがいました。
若い頃、亡くなったと言ってました。
それを、ある時、まったく世間話でもするように話してくれました。
彼女は耳が悪くて、話をしてるとよく聞き返されました。
補聴器を入れているのですが、あまり役にたたないといってました。
(補聴器については、他のもう一人も同じ事を言っていた)
それでも、なんと、車の免許をとり、ドライブなんかしてました。
ある時、家を出て2万の家賃で工場の近くに家を借りました。
一度、上がらせてもらった事があります。
安い家賃の割に、いい家でした。
隣には、大家族が2軒の家を借りて住んでました。
彼女は、同じ部署の主のおばちゃんが大嫌いで、よく悪口を言ってました。
私も、そのおばちゃんが大嫌いだったので、よく悪口を言ってました。
そんな彼女に、恋人ができました。
工場の課長はお前なんかに恋人ができるわけがないとからかいましたが、
「できたんだと」怒ってました。
そんなふうに、淡々と日は過ぎました。
そして、告白するなら、
私ははじめ、彼女らと働かなければならないと思った時、
物凄く絶望的な気分になったものです。
理由は、色々ありました。
まずは、その仕事が、自分のやりたい事ではなかった事。
もう一つは、恥ずかしい話ですが、
その部署に、身障者である彼女らしか居なかった事です。
なぜ、私がこの人達と同じ位置で働かなくちゃいけないんだ?
と思ってしまったのです。
つまり『差別』の心があったのです。私はそれを否定しません。
じかに話す事ですぐにそんな気持ちは消えましたが…。
今現在は、その事をとても反省しています。
一昔前、まるで幸せじゃなければいけないという風潮があった。
バブルの頃である。
『私は幸せなのよ!』
と、それがまるで自慢のようにいう、マンガ好き少女をよく見かけた。
その裏には『それは、私が、素晴らしいから』という言葉が隠れているようで、
私は、こういう言葉を使う人間を徹底的に軽蔑していました。
大体が、そんな事いうやつに限って…(以下略)
そして、同じぐらい嫌いなのが、『不幸自慢』をする人種である。
どちらも、表裏一体、自意識過剰な人間である事にかわりありません。
ワタシ、嫌な奴ですか? …ですね。
さて、昨日のブロガーとのやりとりで、
ちょっと思い出した話があります。
前にも書きましたが、そして、あまりこんな事は書きたくないですが、
私は、昔、身障者と一緒に働いていました。
私と『彼女達』はほぼ、同等の立場で働いていました。
その中の一人は、ほっぺたに大きな傷がありました。
体中にケロイドがありました。
理由は聞く事がためらわれて聞いていません。
彼女にはお兄さんがいました。
若い頃、亡くなったと言ってました。
それを、ある時、まったく世間話でもするように話してくれました。
彼女は耳が悪くて、話をしてるとよく聞き返されました。
補聴器を入れているのですが、あまり役にたたないといってました。
(補聴器については、他のもう一人も同じ事を言っていた)
それでも、なんと、車の免許をとり、ドライブなんかしてました。
ある時、家を出て2万の家賃で工場の近くに家を借りました。
一度、上がらせてもらった事があります。
安い家賃の割に、いい家でした。
隣には、大家族が2軒の家を借りて住んでました。
彼女は、同じ部署の主のおばちゃんが大嫌いで、よく悪口を言ってました。
私も、そのおばちゃんが大嫌いだったので、よく悪口を言ってました。
そんな彼女に、恋人ができました。
工場の課長はお前なんかに恋人ができるわけがないとからかいましたが、
「できたんだと」怒ってました。
そんなふうに、淡々と日は過ぎました。
そして、告白するなら、
私ははじめ、彼女らと働かなければならないと思った時、
物凄く絶望的な気分になったものです。
理由は、色々ありました。
まずは、その仕事が、自分のやりたい事ではなかった事。
もう一つは、恥ずかしい話ですが、
その部署に、身障者である彼女らしか居なかった事です。
なぜ、私がこの人達と同じ位置で働かなくちゃいけないんだ?
と思ってしまったのです。
つまり『差別』の心があったのです。私はそれを否定しません。
じかに話す事ですぐにそんな気持ちは消えましたが…。
今現在は、その事をとても反省しています。
コメント